【日本人はこうして夏を乗り切ってきた】
2021年06月15日
木造建築の知恵と工夫
東海地方も本格的な梅雨の、シーズンに到来しましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、日本で家といえば木造というイメージが強いはずです。
縄文時代の竪穴住居や、鉄筋コンクリート造や鉄骨造が普及するまでの間はほとんどの建物は木で建てられたといえるでしょう。
国土のほとんどが森林に囲まれた日本だからこそ、木造文化が育まれてきたのかもしれませんね。
また、田舎のおばあちゃんの家や神社仏閣など、木造建築の中はひんやりと涼しい、というイメージもありますよね。
昔から、日本家屋は夏を快適に過ごすために数々の工夫がされてきました。
●直射日光を遮る長いひさし
●柱を梁でつなぎ、壁を減らした構造
●細かく仕切ることも、すべて開放することもできる障子
●湿気をためないよう通気性を保つ床下
●家の各所に、実は熱を防ぎ、風を通す古来からの方法
などなど
まだまだ、たくさんの知恵が込められています。
日本の癒しの家は、この先もこうして後世に引き継がれていくのでしょうね