残したい日本の家の魅力【縁側から結ぶ縁】 2021年06月26日 ひと昔前の縁側は、家庭の特別な行事において出入口として使われていました。僧侶は沓脱石で草履を脱ぎ、縁側から上がって縁側から帰りました。 又婚礼の日には「出戻らないように』と、花嫁は生家の縁側から出立し、嫁ぎ先で縁側から入るという習慣もあったと聞きます。 訪れた人を気軽に迎え、もてなす場としてもとても便利な縁側。。。 縁側は人と人、人と自然との【縁】をつなぐ場所。 そこから広がる豊かな暮らしとともに、後世に残したい日本家屋のしつらえのひとつですね。💘💘 << 前の「【木材が私たちに与える効果】」へ 次の「【見直される国産材の家づくり】」へ >>